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造血幹細胞とは造血系の細胞に分化する幹細胞のことです。造血幹細胞移植は小児白血病や小児がんの治療に利用されていて、そのガイドラインは日本造血細胞移植学会から提示されていて、自己の幹細胞を移植する自家移植と他人の幹細胞を移植する同種移植があります。
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造血幹細胞とは血球系細胞(白血球、赤血球、血小板)に分化することができる幹細胞のことですが、幹細胞とは細胞分裂を繰り返しても、同じ分化能を維持している細胞のことです。幹細胞には、受精卵から作られる胚性幹細胞(ES細胞)というものがあり、この細胞は全能性をもっていて、すべての種類の細胞に分化することができます。また、生体内の各組織には成体幹細胞という分化する組織の種類が決まっている幹細胞もあります。
造血幹細胞はヒトの成体では主に骨髄にありますが、すべての骨の骨髄で造血が行われているわけでなく、胸骨、肋骨、脊髄、骨盤などの扁平骨や短骨で造血は行われます。これら以外の長管骨の骨髄は出生後しばらくは造血機能をもっていますが、青年期以降は造血機能を失います。また、肝臓と脾臓にも造血機能はあり、血液疾患時に造血がみられることがあります。
造血幹細胞の移植は小児白血病や小児癌の治療に利用されていて、大きく分けて自己の造血幹細胞を移植する自家移植と他人の造血幹細胞を移植する同種移植に分類されます。日本には、造血細胞移植の研究を推進して、その治療成績や安全性の向上を図り、患者およびドナーに福利を与え、造血細胞移植の研究、教育と診療の向上を図ることを目的とする日本造血細胞移植学会という学会があります。この学会では、造血幹細胞移植の適応ガイドラインを発表していて、このガイドラインには慢性骨髄性白血病、成人急性骨髄性白血病、成人急性リンパ性白血病、小児急性白血病、成人骨髄異形成症候群、小児骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、成人再生不良性貧血、小児再生不良性貧血について記載されています。